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小劇場の終わり

 投稿者:NG  投稿日:2012年 1月 1日(日)15時39分49秒
返信・引用
  ということで、
素晴らしいご来光とテントを飛ばされ慌てふためく我ら山岳部のほほえましい情景を最後に
この小劇場の幕を閉ざさせていただきます。

ここまで、バカにしながらも読み引きずられた皆さん。

みなさん(私も)、山ヤは美しい大自然をバックになんと滑稽なビヘイビアを繰り返してきたのでしょうか。
本当の悲劇(死ぬこと)は一度しか起こらないが、喜劇となりうる悲劇は何度でも繰り返すんですね。

さてこの小劇場。茶化したエピソードばかりで済みません。
もし山を、山での行動を冒瀆したようなように取られたとしたら私は謝らなくてはなりません。
私は山を尊敬しています。また、なんであれ自然の人間としての本能に従いもがいた行動を尊敬しています。
頂きへ向かって必死で登る。道がなかろうと。岩があれば岩を攀り、滝を越え、ブッシュをかき分けても登る。
そうした行動を尊敬し、誇りにしてきました。
それは、一生の中で決して長い時間ではありませんでしたが、でも一生の誇りでもあります。
さらに我々山ヤは、普通の登山者が知らない、お花畑や格好のビヴァークポイントや水場を知っています。
道がなくてもピークには辿りつき、谷を下ってはならないというセオリーを忘れ、それでも皆生きています。
喜劇となりうる悲劇を何度でも繰り返してもみなぴんぴん(多少年齢上萎てはいますが)生きています。
そうしたエピソードの数々は、やはり我々の人生の宝物としてあり続けるだろうと思います。

でも山での美しいエピソードを宝物にした以上に、山の仲間を得たことが大きな宝物だと思います。
人同志には、特別な危機あるいは目標をともにしたもの同士だけがもてる、特別な連帯感があると思います。
我々はその連帯感を持っています。一生忘れられぬ仲間はその連帯感により繋がっていると思います。
このエピソードに登場した皆さん。私は心の奥底からあるいは魂から繋がっています。尊敬しています。私の宝物です。

それでは皆さん、また山での再会(冗談です。せいぜいコックです。)を期して!

山離れ 離るるばかりに よみがえる 剣の岩肌 槍穂の仲間
 
 

小劇場;ご来光

 投稿者:NG  投稿日:2012年 1月 1日(日)15時34分15秒
返信・引用
  吹雪の翌朝。
風はまだ強いが、空は澄みわたる。
元旦の朝。素晴らしい日の出だ。
「おーい!陽が出るぞ。」
テントの者も皆、外へ出て、初日を拝む。
この山行も無事でありますように・・・。

荘厳な大自然に見とれ、やがて「さあ、ぼちぼち片付けて行くか。」
振り返ると、風にあおられていたテントはそこには無い・・・。
 

小劇場;初日の就寝

 投稿者:NG  投稿日:2011年12月27日(火)23時02分35秒
返信・引用
  夜行疲れに長い一日の登り(初日は登りに決まっている)の後の安らかな就寝。
風はゴーとうなり、テントはバタバタとあおられ、テントの内側に凍りついた霜は顔面に降ってくる。
右隣からは大きいいびき、その奥からは咳払い。
左隣からは寝返りを打って来て、その奥からは歯ぎしり・・・。

ようやくうとうとしたかと思うと、起床のコールで起こされる。
 

小劇場;キジ打ち

 投稿者:NG  投稿日:2011年12月14日(水)23時23分32秒
返信・引用
  吹雪の中、キジを打ちに行ったまま帰ってこない。
大丈夫だろうか。
落ちたんじゃないだろうな。
(俺の貸したままのゾウの足は・・・どうなるんだろう)。
皆、寝る体制にも入れず、不安になってくる。
ついに待ち切れず、
「おーい!YO****TO!」
吹雪に負けずどなる。
「なんだ~?」
の声はなんとテントのすぐそば・・・。

翌朝、テントを畳みながら怒鳴る。
「こんなところにキジ打ちやがって!」
 

小劇場;山岳部の習慣(冬山の出発)

 投稿者:NG  投稿日:2011年12月 7日(水)22時51分25秒
返信・引用
  会社の最終日に思い切り飲んで、
コンコースにマットを敷いて無責任な見送りの面々と宴会を繰り広げ、
見送りが帰った後は駅前の屋台で仕切り直し
もうろうと夜行に乗り、もうろうと現地に着き、
登り始めるともなく、吐く・・・。
 

メタボなクライマー

 投稿者:NG  投稿日:2011年11月22日(火)22時40分51秒
返信・引用
  高いホールドに手を伸ばせはお腹がつかえ、
高いスタンスへと足を曲げるとひざがお腹につかえる。
でもね、いざスラブでずり落ちそうになったら、
メタボフリクションという手が残っている。
 

小劇場;ときには短歌で

 投稿者:NG  投稿日:2011年11月16日(水)23時48分23秒
返信・引用
  吹雪の夜
大キジのあと
はくパンツ
うちに積もった
雪の冷たさよ
 

小劇場;デポの夜

 投稿者:NG  投稿日:2011年11月 4日(金)23時28分51秒
返信・引用
  なんとか、パーティ全員のデポを、2人でかつぎあげようと張り切った山行のはずだったのに。
詰め過ぎて、途中でバテてツェルトを張るはめになるわ。
デポ用のウィスキーまで手をつけるはめになるわ。
おまけに、酔いが回って幻覚まで生じるなんて!

相方が突然ザックに向かって叫ぶ!
「おい!〇△!起きろ!」
「おい。それはザックだぞ」
「あっ。そうか」
確かに、横たえたザックは寝ている人に似ている。

でも・・・しばらくして、
「おい!〇△!聞いとんのか!」
「それはザックだってば」
「あっ。そうか」

「おい!〇△!俺はな!実は、XXXXXXXX・・・」
・・・彼は確かに幻覚を見ていた・・・。

その(気の狂った)幻覚者とたった2人で山中で一夜を過ごす身になってくださいよ・・・。

でも、私はその時、彼が秘密にしていた恋い慕う女性(〇△)の名前と告白を聞いてしまった。
(ついでに、これは「半分は事実」と言った小劇場のうちの、事実にあたる話です)

それにしても、しあわせな幻覚だなぁ。
 

小劇場;目算違い

 投稿者:NG  投稿日:2011年10月30日(日)09時45分28秒
返信・引用
  次の厳しい人工はセカンドでのんびり行こうと算段しながら、手前のピッチを快調にトップで飛ばしていく。

やがて・・・気がつくと、いつの間にかハング気味のボルトラダーになっている。
下を見ると、登ってきた脇にテラスらしきものが・・・。
しまった!アブミはまだザックの中だ・・・。シュリンゲもほとんど持ってない。
・・・そこから、A1をA0で登る格闘が始まる。
がんばれー!
 

小スリラー;冬の釜トン

 投稿者:NG  投稿日:2011年10月20日(木)00時35分31秒
返信・引用
  冬の釜トンの下り。中はツルツルに凍りついている。
おまけに、真っ暗闇だ(最近はどうか知らないが)。
ラテで照らす範囲以外、何があるのか、どこに誰がいるのか全くわからない。
伝説の、開削時に死んだ工夫たちの亡霊が出てもわからない。

突然、ズデーン!ギャア!!
しばらくしてまた、ズデーン!イテッ!!
滑り転んだ悲鳴が釜トン内に響く・・・。

後ろには、その亡霊たちがほくそ笑んでいる・・・(といっても暗闇でわからない)。
 

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